また寝てしまった。
や、夜だったのだから寝てよかったが、化粧も髪も服も昼間のままだった。
本当にこれを頻繁にやる。せめてタイツは脱いでいてほしかった。部屋が汚いから歩くたびにホコリを拾っているはずのタイツの足裏。最後の理性があったのか、微妙にベッドの端から足先をはみ出させていた。そんな小細工をやるくらいなら風呂に入ってほしい。枕も、化粧した顔をつけてしまった。まだマシな日は、意識を飛ばす前にタオルを敷く。そんな小細工を(略)
ひとりの家なので、こんなにやらかしても誰にもバレず、地獄からの使者みたいにズルリと起き出して粛々とシャワー。
出勤まで1時間半ほどあり、とりあえずお弁当を作ることにする。昨日は晩御飯もスキップして寝ていたので、軽くお腹に入れておきたい。冷凍ご飯のストックがあと1つ、これはお弁当に。冷蔵庫には、2日ほど前にやる気があったため買った卵が10個ギッシリ並んでいる。うんざりする。素早く、適切に消費すべきタスク。卵はタスクである。卵焼きにしてもせいぜい2個。
ふと、サンドイッチにしようと(したけどマーガリンを切らしてしまい死蔵している)食パンが冷凍庫にあるのが見えた。食パン。卵。あとはハムとチーズも奇跡的にある。これはなんとかなりそうだと、PCを開いてレシピ検索(料理がなんにも覚えられないので、どんな基本料理でも毎回検索してしまう)。フライパンでこれらをなにやらすればホットサンド的なものができるとのことで、やってみた。じゃっかん違う感じになったが、なにやらができたので、食べた。卵2。そして、弁当用にじゃかじゃかスクランブルして卵2。計4のタスクを消化した。偉業である。
洗濯機が満杯どころか入り切っていないので、急ぎでないものをいったん出し、とりあえずそのへんの床に置く(ほんとうに最低、誰にも見られてないからって)。朝食・弁当作りのあいだに回し、終わったので干す。寒い。洗濯物を干し終わるといつも自分のことを天才だと思うようにしている。
食器洗いはできないまま、出勤。
仕事をし、疲れる。
通常よりは早めの退勤で助かる。
給料日前だし、家にあるもので晩御飯にするべきだなと思いつつほてほて帰る。が、道中のやよい軒にどうしても心がひっかかる。通過しながら考える。ひとりの家なので、勝手に何を食べて帰ってもかまわないのだ。なんたって疲れている。小さないろいろがあり、大きなダメージを感じている。唐揚げが食べたい。ので、引き返し、入店した。
入り口を見ると、ドアが壊れており勢いよく閉まってしまうので気をつけてほしい旨と、閉まる際に大きな音がするので食事中にお騒がせする旨、が貼り紙として書かれてあった。ので、音がしないようゆっくりとドアを閉めた。
しかし、唐揚げ定食とレモンサワーを堪能しているあいだ、人が出入りするたび、ドアはバタンバタンと激しく鳴った。店ごと揺れるような重い響きが何度も鳴った。みんな、貼り紙の文字、読まないんだなあと思った。そういえば、私はドアを開けながら、あのA4の貼り紙の内容を2秒くらいで読んだ気がする。文字が小さめだったし、3段落くらいあって、なるほどなかなかあれをパッと読み切るのは難しいかもしれない。私はわりと常に目が文字を探してしまい、移動しながらでも看板やらポスターやらをずっと読んでいる。だからあの貼り紙もスッと目に入ったのだなと思った。人の習慣はそれぞれで、みんなに正しく情報を伝えるのは本当に、大変。それは日々、集団に向けてものを伝える仕事をしていて感じることだ。はやくあのドア直ってほしい(店員さんはずっとバタンバタンを聞いていてつらいだろうと思う)。
唐揚げ定食、スルッと食べ切れた。年齢とともに食べられる量が減る一方で外食が難しいが、ストレスは最高の調味料(最悪の提言。もちろん最高に美味しかったです。アツアツサクサクの唐揚げとたっぷりの野菜。お味噌汁が優しくて嬉しいです。セルフのお漬物がいつも大好きです)
満腹で帰ったら朝の洗い物にお出迎えされたが、まだいつもより早めである。いったん椅子に座って手近にあった本を数ページ読んで頭の休憩。そして眠くなる前にエイヤとまた出かける。昼間の荷物を減らして軽いカバンで。
すぐ近くに小規模なショッピングモールがあり、なんと書店も入っている(しかも元バイト先の支店。引っ越してきた頃は、「ここをキャンプ地とするッッ(元ネタは知らない)」くらいに思っていたが、とはいえなかなか行けない日々でもある)。
文芸雑誌「GOAT(2026Winter)」が買いたくて、この書店にいそいそとゆく。最近は文具や雑貨に侵食されつつある(事情は理解する)が、しっかりと本も雑誌も売ってくれている。「GOAT」もきちんと平積みであった。ゆっきゅんの日記が載っていると聞いて買い求めたが、この「GOAT」なんと税込510(ゴート)円である。それでいてものすごい厚さと内容。文庫ですら1000円超えが珍しくない昨今に、ありがたい。この価格にすることもコンセプトとしてあると思うが、まずはありがたく文字の海にざぶんと行きたい。
あとは、1階の食品売り場でカード会員無料の水を2リットルいただく。日中に持ち歩く水分は主にこの水だ。が、指定のペットボトルを持って汲みに行くのがなかなかのハードルで、切らしてしまうと結局コンビニで買ったりする。ていねいな暮らし、途切れ途切れである。
キッチンには洗ってない食器と弁当箱、フライパンがある。洗濯物も冷たくベランダに居る。
今日こそは風呂に入ってから寝よう。
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自分は「日記」を書くのが苦手だなと感じていた。思ったことは書けても、出来事が書けない。でも、あえてとある日の朝から夜までの出来事をつらねてみた。視点とか時制とかが定まらなくて、読みにくい感じになったかもしれないが、文章は、楽しい、怖い。書いたらもっと書きたくて、暴走する指先を止める。
先日見た映画「落下の王国」が良すぎて、感想を書きたくてブログを開いた。でも好きすぎてうまく書けなくて、ちょっと指慣らしに日記でも書こうとしたらこんなに書いてしまった。